英語が苦手なのに、家庭の事情でアメリカに住むことに…
スーパーに行くのも不安!どうしたら良いの?
私も英語ができない状態で、アメリカに引っ越しました。
アメリカのオハイオ州で無料のESLを受けていました。
オハイオ州の限定的な情報になりますが、
学校探しのヒントになればと思いまとめました。
アメリカで語学学校に通いたい場合
ESL(English as a Second Language)もしくは、
ESOL(English for Speakers of Other Languages)というコースに通います。
大学付属の語学学校
学費は地域や授業数によって大きく違います。
オハイオ州では、$1,000程度(1カ月)のところが多かったです。
日本円に換算すると、約109,000円($1=109円 2021/4/8時点)です。
高額な学費ですが、質が高く日本人がイメージする語学学校に近いと感じます。
また、英語の学習度によってクラスが細かく分かれており、
1番上のクラスを卒業したりテストに合格すると、大学に編入できる学校もあります。
私立の語学学校
私立の語学学校も、地域や授業数によって学費が大きく違います。
オハイオ州では、$1,400程度(1カ月)のところが多かったです。
日本円に換算すると、約152,600円($1=109円 2021/4/8時点)です。
旦那様の会社から補助が出る人は、通学していると聞いたことがあります。
しかし、補助が出ない人はなかなか手が届かない金額です。
授業の質は、大学付属の語学学校同様に、日本人がイメージする語学学校に近いと感じます。
私も移住当初は多少お金がかかっても、
英語教育をしっかりと受けたいと思っていました。
しかし、あまりに高額だったため断念しました。
移民向けの語学学校
アメリカには移民が多いこともあり、
地域によっては低価格でコースを提供している学校があります。
私は、オハイオ州の南西部を中心に展開している、Great Oaksに通っていました。
Great Oaksは、1970年から開校していて、
キャリアアップ支援やスキル取得のためにコースを開催しています。
看護師、IT関係、自動車関係な数十種類以上のコースが提供されています。
州ごとに態勢が違うため、お住いの州で調べてみてください。
Great Oaksに通う方法
私は高卒認定(HSE:High School Equivalency)取得を目指し学校に通いました。
学費は無料でしたが、個人情報の提供と定期的にテストを受ける必要がありました。
また、理由のない欠席は認められず、出欠に関しては厳しかったです。
常にレベルアップを目指す必要があり、
ESOLに長期間通うことは基本的にはできません。
授業は無料のため、質がいまいちのこともあります。
座学が多いためSpeakingを上げるのは難しいですが、
Readingはレベルが上がったと感じています。
残念ながら、託児所は設置されていません。
- 2019年8月Registration(登録)に行く
テストを受けて、レベル分けをされます
- 9月学校に通い始める
テストの結果、HSEのレベルに届かずESOLから始めました
- 2020年1月HSEに通い始める
再度テストを受けた結果、HSEレベルに達しました
- 3月コロナでオンライン授業に切り替わる
- 6月対面授業に戻る
Registration(登録)に行く
登録は日程が限られていて、次の募集は2021年8月のようです。
無料のため、すぐに枠が埋まってしまうことがあります。
しかし、8月に限らず定員に空きがでれば募集が出ることがありました。
常に最新の情報を確認しておきましょう。
ESOL
授業は、1回約3時間、週2日受講します。
授業内容は、文法、単語、生徒同士でディスカッションをします。
HSE
授業はESOLと同様に、1回約3時間、週2日受講します。
学習科目は、以下の通りです。
- Reading
- Writing
- Math
- Science
- Social studies
PCの専用サイトを使用して知識を補ったり、練習問題を解いて試験対策をしました。
学生の年齢は様々で、20代~50代の方々が通学していました。
周囲の日本人は、Mathが1番易しく感じ、Readingに苦労している人が多かった印象です。
そのため、もともと英語が得意な人は有利かもしれません。
現地出身の学生は、Mathが1番苦労するようです。
日本の義務教育のレベルの高さを感じました。
【アメリカ】完全無料!オハイオのELS まとめ
いかがだったでしょうか?
私は、幸いESLに関して周囲の日本人に教えてもらうことができました。
しかし、アメリカに住んでいた時に、必要な情報が入手しづらいなと感じていました。
そのため、オハイオ州の限定的な情報ではありますが、
誰かのお役に立てればと思いこの記事を書きました。
今後の参考になれば幸いです。
※2019-2020年の情報を、2021年4月8日にまとめなおしました。