海外の修理事情はどうなってるの?
すごく時間がかかると聞くけど、実際はどうなの?
先日、食洗器の修理を依頼しました。
その時の様子をまとめようと思います。
修理会社や地域によって状況は大きく変わるため、
ひとつの例として読んでいただきたいです。
食洗器の修理を依頼した経緯
現在、食洗器が備え付けてある賃貸に住んでいます。
見た目はこんな感じで、シンクの下に埋め込まれています。
作動させてもピーピーと音が鳴りすぐに停止する状態でしたが、
この食洗器はとても古く説明書もありませんでした。
その結果、電源以外のボタンを押すと何が起きるのか、
どんなエラーが出ているか全く分かりませんでした。
食洗器の商品番号はどこに書いてる?
食洗器の商品番号はドアのふちに書いてありました。
これを見つけるまでにかなり時間がかかりました。
修理の依頼
私の物件では、不動産会社が全ての問い合わせ先でした。
不動産会社が部屋の所有者とやり取りをするため、
私が直接やり取りすることはできません。
まず、不動産会社にメールで問い合わせたところ、電話で折り返しがありました。
そこで、商品番号と現状を伝えてから、不動産会社が部屋の所有者と連絡を取ってくれました。
<相談した結果>
新しい物には買い替えず、保険を使い修理をすることになりました。
修理の予約について
結論から言うと、修理まで2カ月かかりました。
- 2月上旬不動産会社に故障の旨を連絡
- 2月中旬修理の予約が取れるのは最速で3/1と言われる
→3/1でも良いので予約を取ってほしいと伝える
(修理会社に連絡するのは部屋の所有者です) - 2月下旬詳細連絡が来ないため、再度不動産会社に連絡
→ロックダウン中のため、
緊急の予約以外は自動的にキャンセルされることが判明 - 3月上旬緊急ではない修理の予約が再開される
→予約が混んでおり、修理の予約は3月下旬になる
- 3月下旬修理の人が食洗器の状態を確認するために訪問
→水漏れがエラーの原因と分かる
部品を発注する必要があるため、再度予約することになる - 3月下旬再度訪問してもらい、修理が完了し食洗器が使えるようになる
イギリスでは、日本では考えれないほど時間と手間がかかります。
- 3/1に予約を取ってほしいと伝えても放っておかれる
- 予約直前になって予約がそもそも取れてないことが判明
- 予約が混んでいて早くても3週間後…
気になる点を挙げたら、きりがありません。
こういう時に、日本の素晴らしさを再認識します。
しかし、今回は不動産会社や修理会社の人に恵まれていました。
時間はかかりましたが、親切な人に対応してもらえたのが救いでした。
コロナによるロックダウンという特殊な環境ではありましたが、
緊急ではない予約が再開してから修理完了まで約1カ月かかりました。
そのため、通常時であっても、1カ月程度かかっていたのだろうと予想します。
修理時の様子
固定しているネジを外すと、この様に引き出すことができます。
排水ホースを交換しましたが、水漏れは止まらず。
ホースについているパッキンを変えて、やっと水漏れが止まりました。
修理の人曰く、この機種は2003年製らしいです。
約18年も稼働していたんです!
水漏れにも納得でした。
作業すること約1時間…
見事に直りました!!
【イギリス】食洗器が直るまでの軌跡 まとめ
ロックダウン下での修理の依頼だったため、約2カ月を要しました。
海外滞在中は連絡がうまくいかず、必要に以上に時間と手間がかかることがあります。
修理されるまでは不便な生活が続きましたが、
対応してくれた人の対応が良かったため安心して修理してもらえました。
移住前は、イギリスの不動産会社や修理会社の人の対応に不安を感じていました。
しかし、親切な対応が受けられることもあると分かったため、
イギリス生活に対する不安が少し和らぎました。
今後の参考になれば幸いです。
※2021年4月1日時点の情報です。