IELTS Life Skills A1って海外でも受けられる?
難易度は変わるのかな?
前回受けたIELTSの期限が切れてしまったため、
アメリカでもう1度受験しました。
アメリカで受験した様子をまとめていきます。
2020年7月にアメリカで受験した時の情報です!
最新情報はアメリカのIELTS公式サイトをご確認ください。
コロナが流行しており特別対応中での受験でした。
どんな試験?
IELTS Life Skills A1は、リスニング・スピーキング能力を測る試験です。
日本での受験方法や応募方法をまとめたので、まずはこちらをご覧ください。
アメリカのIELTS Life Skills A1は、日本での受験時と難易度は変わらない印象でした。
日本のIELTS公式サイトによると、CEFR A1=IELTS 4.0相当と書かれていました。
一方、アメリカのIELTS公式サイトでは、
難易度はIELTS 4.0より優しいと判断されているようです。
テストの形式は変わらず、
1人の試験官に対して、受験者2人でペアになり英語で会話をしました。
試験時間:16-18分
ペアは自動的に決められるため、自分で相手は選べません。
ただ、アメリカでは同時刻に4人の受験者がおり、到着順にペアを組んでいきました。
日本人の受験者はおらず、ブラジル出身の方とペアを組みました。
応募方法
日本と同様にオンラインから応募できます。→アメリカのIELTS公式サイト
受験地:Newark, New Jersey
アメリカの国土はとても広いのに、
当時の開催地は、カリフォルニア州・ニュージャージー州でした。
現在は、ニュージャージー州のみの様です。
当時のNewarkの試験会場は治安が良い場所ではなかったです。
現地の受験者は、駐車場までの短距離もタクシーを利用していました。
受験料:$195→支払いはカードでしました。
試験日:約1ヵ月に1回
昨年はコロナが流行しており、テストが頻繁に中止になっていました。
現在予約が開始されるのは、テスト日から28日前になったときの様です。
申し込みに必要な物:パスポート
※パスすると2年間受験できません。(パスするまでは何回でも受験可能です。)
試験日の10日前に、時間と場所の連絡がメールで届きました。
さらに試験日の2日前に、持ち物や感染予防に関しての連絡が来ました。
日本と同様に時間は選べませんでした。
地方に住んでいたため空港の近くに前泊しました。
試験対策
まずは、どういう問題が出題されるか把握しましょう。
IELTS Life Skillsからリスニングの練習問題を無料で2問解くことができます。
イギリスビザ -IELTS Life Skills A1 in 日本-で提示した内容と同じですが、
アメリカのIELTSに提示されている形式の方が見やすいです。
さらに、質問文がすぐに出てくるように口に出して練習しました。
オンライン英会話で ”英語を話す” ことに慣れておくと良いです。
この頃は短期間アメリカに住んでいたので、
拙い英語ですが話すようにしていました。
そのため、前回の受験時よりはリラックスして受けられました。
テスト当日の流れ
持ち物:パスポート、鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、マスク、ビニール手袋、
水(ラベルは剥がすこと)、ハンドサニタイザー
水やハンドサニタイザーのラベルは厳しくチェックされました。
持ち物が多いので、ジップロックに入れると会場内の移動が楽でした。
集合時間:テスト開始時間
-受付-
到着順に受付を済ませます。
もちろん全て英語でのやり取りでしたが、なんとかコミュニケーションが取れました。
- パスポートで本人確認
- 書面を確認しサイン
- 写真撮影(マスクを外して顔が写ればOK)
指紋採取と声の録音はされませんでしたが、
コロナ時の対応だったかもしれません。
※2020年7月時点の情報です。
試験部屋にはパスポートと上記持ち物は持ち込み可、荷物はロッカーにしまいます。
(すごく小さいロッカーのため、大きいバックはおすすめしません。)
-部屋を移動し試験開始-
基本的には日本での受験時と同じでした
※紙が渡されます。
Phase 1a(4-5分):自己紹介
最初に名前を聞かれました。
(質問は受験者A→受験者Bのように1人ずつ聞かれます。)
出身地、学校、仕事、普段何をしているか等を答えます。
住んでる場所と仕事、また試験会場までの移動方法について聞かれました。
Phase 1b(5分):ペアと会話する
それぞれ与えられた別のテーマについてお互いに質問します。
(問題を考える時間は1人1分半与えられ、紙にメモを取るのも可能です。)
アルバイトについて聞かれました。
どのように働いているか、困ったときにどう対応するかを伝えました。
Phase 2a(4分):リスニング
CDを使い、状況を説明する短い英文が2つ流されます。
→3枚の写真が提示され、英文がどれに該当するか答えます。
(2つある英文のどちらを答えるかは指定されるため、選べません。)
→同じ英文を使って試験官が読み上げる質問に答えます。
(それぞれ2問ずつ、これも英文は選べません。)
Phase 2b(3-4分):ペアと会話する
受験者同士が与えられたテーマを話します。
普段の買い物はどこでするかがテーマでした。
買い物の内容については指定はありませんでした。
試験結果
一般的には、試験後7日以内に成績証明書が発送されます。
前回同様に、それは笑顔で堂々とそして積極的に話すことを徹底しました。
その結果、再度合格することができました。
受験した印象では、ミスがあっても積極的に話すことが大事だと感じました。
今回も試験官とペアの方に恵まれたため、
穏やかな雰囲気で受験することができました。
【イギリス配偶者ビザ】アメリカで受験!IELTS Life Skills A1 まとめ
スピーキングのテストを英語圏で受験するのは不安でしたが、
日本での受験時と同様に受験対策を行い、積極的に参加すれば問題ありませんでした。
アメリカでの受験を予定している人は少ないと思いますが、
少しでも参考になれば幸いです。
※2020年7月に受験時点の内容を、2021年3月30日にまとめなおしました。